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1.どういったものか
体に不可欠な成分で摂取しづらく、不足しやすい
2.効能のメカニズム1
関節のクッションになり関節痛を改善
3.効能のメカニズム2
驚異的な保水力が美肌を作る
目やがん予防などさまざな症状を改善
4.臨床試験など科学的データ
低分子ヒアルロン酸の肌への実験
5.安全性、利用の際に注意すること
6.選ぶうえでのポイント
低分子がいいのが当たり前?.
7.摂取するうえでのポイント
驚異的な保水力が効果の決め手
ヒアルロン酸は、人間の体を構成する上で重要なコラーゲンや、コラーゲン組織が崩れないように支えているエラスチン(糖たんぱく質)を結びつける働きをしています。また、コラーゲンやコンドロイチンをはるかにしのぐ保水力を持っていて、60兆といわれる細胞間の体液を構成する主役であり、その保水能力は驚異的です。
ヒアルロン酸にはその重さの6000倍もの水を保つ力があります。仮に体重60キロの人がすべて水でできていたとしても、ヒアルロン酸はわずか10グラムで、水分を保つことができるのです。
しかも、さまざまな温度や湿度など環境に左右されることなく、安定した保湿力を維持します。
驚異的な保水力がコラーゲンを守り肌をキレイにする
皮膚は「表皮」「新皮」「皮下組織」からできています。このうちわれわれが普段目にするのは表皮の最上層(角質層)の部分ですが、皮膚の本体をなすのは、その表皮の下にある新皮です。この新皮の状態が私たちが目にする肌の状態になります。
新皮において、コラーゲンが繊維状にゆるく絡みあって網目構造を作っています。これが弾力性、伸縮性のもとになります。力が加わると網目構造はその力に応じて変形します。そして力がかからなくなると元の形に復元します。しかし、加齢とともにコラーゲン量がへり網目向上の1本が細くなりまばらになると、肌の弾力性や伸縮性が不十分になります。これがたるみやしわの原因です。
コラーゲンを「柱」とするとヒアルロン酸は柱を守るクッション。ヒアルロン酸はコラーゲンの格子の中で非常に保水力の高い物質としてコラーゲンを守るクッションとしての役割があります。そのためヒアルロン酸が豊富だとコラーゲンの変質を守るため、肌の弾力性が保たれ、たるみやしわが改善される可能性があります。
このように美容にヒアルロン酸は深く関係していますが、もう一つ重要なコラーゲンの生成にはビタミンCが関係しています。美容の目的でヒアルロン酸を利用するならビタミンCも同時に利用することで相乗効果が期待できるのでないでしょうか。
ヒアルロン酸でターンオーバーを正常にしアトピーを改善する
最近のアメリカのアトピーや掌せき膿胞症(掌蹠膿胞症)を研究する識者達の間には ビオチンや必須脂肪酸 亜鉛などの栄養摂取による根本的なアレルギー改善と並行して皮膚形成の正常化を行い皮膚バリアを丈夫にする必要があるとする方が多いようです
正常な皮膚を作ることは皮膚バリアを丈夫にすることになり 皮膚バリアが丈夫になれば皮膚からのアレルゲンの侵入を防ぎ 皮膚の破れ目から侵入するアレルゲンが減って 必要以上の免疫機構の暴走が起こらなくなり アレルギーの悪循環を断つことにつながるとしています。
そのためには皮膚の形成に関わるターンオーバーを正常化する必要があります
お肌は大きく分けると3層に分かれており上から表皮(角質層) 皮下組織(基底細胞) 真皮という構造になっています
皮下組織の基底細胞で生まれた皮膚細胞が垢やフケとなって表皮から剥がれるまでの期間をターンオーバーといい45日が理想とされています(アトピーの場合は15日くらいになってしまいます)
ヒアルロン酸やコンドロイチンなどのムコ多糖類やコラーゲンが足りない皮下組織では基底細胞の下にある毛細血管から十分な量と種類の栄養素が取り込めませんのでターンオーバーが早まったり遅くなったりして正常な角質細胞の角質化が起こらなくなり 角質細胞同士がくっつくことができずにバラバラの角質層が形成されることが判っています
角質層がバラバラになった状態では物理的な刺激(服と擦れたり熱いシャワーなど)ですぐに角質細胞が剥がれてしまい 角質層の厚さに部分部分で厚薄ができてしまってキメの細かいお肌にならなくなってしまいます
またターンオーバーの異常により角質層が正常に作られなくなると皮膚バリアが形成されずに皮膚に炎症などを起こしやすくなります アレルギー体質の方の場合は薄くなった角質層(皮膚バリア)がアレルゲンの侵入を容易に許してしまうことになりアトピー性皮膚炎や掌せき膿胞症(掌蹠膿胞症)が重症化する場合もあるようです
アトピーの方の皮膚にはヒアルロン酸が少ない場合が多いことが判っていますので是非に高分子のヒアルロン酸を長期摂取してみるのもよいでしょう。
生理痛や不妊対策など女性の性機能にヒアルロン酸は欠かせない
女性の性機能を司る卵巣はヒアルロン酸の多い部位であり、排卵にはヒアルロン酸が不可欠なので、ヒアルロン酸の補給は、卵巣の活性化に役立つものと思われます。また動物実験では、ヒアルロン酸が痛みの原因物質(プロスタグランジン)を調整する可能性が示され、排卵した卵子の周りにヒアルロン酸がたっぷり含まれていないと、妊娠する確立が大幅に低下することが明らかになっています。
また、浜松医科大学の産婦人科では、子宮頸管強靭症(出産のときに子宮の入り口などが開きにくくなる病気)に対して、ヒアルロン酸の座薬を使って治療し成果をあげています。
ヒアルロン酸がしなやかで弾力性がある血管をつくる
動脈硬化とは、加齢とともにヒアルロン酸が減るにつれ血管が固くなり、血管の管が細くなることによりおこります。動脈硬化が進むと、血圧が上昇し、心筋梗塞や脳梗塞といった恐ろしい病気を招く原因となります。
本来は血管はしなやかで弾力に富んでいます。これは血管にヒアルロン酸がたっぷり含まれているためです。ヒアルロン酸を摂取することにより本来のしなやかで弾力に富む血管を作ることにより動脈硬化を予防できます。
また、ヒアルロン酸の摂取は、動脈硬化を促す高脂血症を抑えたり、心筋梗塞や脳梗塞の引き金となる血栓の形成を防ぐうえでも働きます。
眼球は体の中でもっとも水分を必要としている
ヒアルロン酸は体内の細胞を活性化し、がん予防作用がある
ヒアルロン酸は、体内の細胞を活性化し、必要な栄養素を必要な場所に運ぶ働きをします。多くのミネラル類、アミノ酸、ビタミン類も運ぶので活性酸素の除去や、細胞の劣化防止にも役立ちます。このことより、ヒアルロン酸には、ガン予防・制ガン作用などがあるという研究結果が報告されています。
脳の老化、肩こり、腰痛、切り傷にも効く可能性
脳はヒアルロン酸が多い箇所です。ヒアルロン酸の摂取により脳が活性化され、目覚めが良くなったり、意欲が出たという報告があります。またヒアルロン酸は血行をよくするため肩こり、腰痛の解消、さらに小さな傷は細胞外マトリックスが修復にあたるため細胞外マトリックスの構成成分であるヒアルロン酸摂取が傷の治りを早めるなどさまざまな効果があります。
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