セントジョーンズワート詳細

セントジョーンズワート(和名:西洋オトギリ草)は、学名を「ハイペイカム・パーフォラタム(Hypericum performatum)」といい、よく知られた野草で、花びらの端に黒い点のついた黄色の明るい花を咲かせます。セントジョー ンズワートの名の由来は起源中期までさかのぼり、洗礼者ヨハネ(英名セント・ジョン)が首を切られたとき、その血か ら芽生えたとされ、古来から殺菌、鎮痛効果、切り傷の治療薬としてセントジョーンズワートは重宝されていました。

うつ病の治療薬として1980年代にヨーロッパで注目され始めます。ハーブの先進国ドイツでは セントジョーンズワートの医学的研究が特に進んでおり、多くの臨床試験が行われ、医師が処方する合成抗 うつ薬に劣らない効果と極めて少ない副作用がセントジョーンズワートでは実証されました。その結果、軽度 もしくは中度のうつ病治療では第一の選択肢としてセントジョーンズワート用いられるようになりました。

セントジョーズワート詳細 目次
セントジョーンズワートの詳細

セントジョーンズワートの名の由来は起源中期から

抗うつ薬にも勝るとも劣らないハーブ

うつ病処方薬としてもサプリメントとしても人気

ドイツでは毎年、医師によるセントジョーンズワートの処方箋は約300万件も発行されているといわれています。これは抗 うつ薬として最大の売上を誇る 『プロザック(日本では未認可)』 の約20倍にものぼります。

またセントジョーンズワートはアメリカではドイツと違い医薬品としてではなくサプリメントとして扱われていますが、 アメリカではセントジョーンズワートは「サンシャインサプリメント」と呼ばれ、気分を向上、安定させるサプリメントとして サプリメントの売り上げランキングで常に上位に入る人気ぶりです。

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人間の感情は脳で作られる

ヒポクラテスは、「われわれの喜びや笑いも、苦しみ・悲しみや涙も、ひとしく脳から発することを人々 は知らねばならない。」と述べています。

脳内の個々の神経細胞はシナプスを通じて情報をやり取りしています。このシナプスの間は接触してなく隙間があいていて、 ドーパミン,ノルアドレナリン,セロトニンなどの脳内物質(モノアミン)という物質が分泌され情報が伝達 されています。うつ病やうつ症状がある人は脳内のノルアドレナリンやセロトニンが少なく なっています。このことより、人間の感情はモノアミンの量が関係しておりモノアミンの量が減少したときに気分が落ち込み うつ病の原因と考えられます。

各脳内物質がはたす役割
役割 不足すると 多すぎると
セロトニン 精神安定、興奮や不快感を鎮める 感情のブレーキがきかない、依存症 セロトニン症候群(錯乱、発熱、など)
ドーパミン 行動の動機づけ、やる気にかかわる パーキンソン病 統合失調症
ノルアドレナリン 意欲に関係、ストレスに関係 意欲の低下 躁状態

ヒペリシンがモノアミンの分解を阻害する可能性

うつに効果かあるセントジョーンズワートですがセントジョーンズワートの何の成分ががどのように作用して 気分を向上させるかは正確にはわかっていません。可能性として考えられるのが、「ヒペリシン」がモノアミンの分解を阻害する 可能性です。

セントジョーンズワートの成分としてヒペリシン、「ヒペルフォリン」、「フラボノイド」 、「ルチン」、「ヒペロサイド」など複数種類含まれていて、どの成分が作用して効果をもたらしているのかは完全には解明されて いません。ただし、ヒペリシン以外の成分は他のハーブにも広く存在するのに対し、ヒペリシン はセントジョーンズワート特有のものであることから、ヒペリシンが主に作用していると考えられています。 このヒペリシンが前述のモノアミンの分解を阻害することにより、脳内のモノアミンの量が増え気分を向上させる と考えられます。

最新の研究からヒペルフォリンが作用と考えられている

またセントジョーンズワートの最新の研究ではヒペルフォリンという成分が抗うつ成分であることが確認されました。 脳細胞から放出されたセロトニンは、すべてが隣の脳細胞に届くわけではなく、セロトニンのかなりの量が元の脳細胞に 戻ってしまう性質がありますが。ヒペルフォリンは、セロトニン再取り込みを抑える働きを持っています。薬学博士でも ある日本ファミリーケアの名倉猛夫取締役は「セロトニンの酸化を抑える」可能性も指摘しています。

セロトニンの濃度があがることにより満腹中枢が働く

セロトニンの濃度があがる作用がある事は前述しましたが、そのことにより感情だけではなく、食欲を抑える効果があるとも考 えられます。体内の栄養素が満たされたり、胃が満腹になるとセロトニンが分泌され、これが視床下部にある満腹中枢をセロトニンが 刺激。「食べ物はもう充分」という信号を出します。セントジョーンズワートによりセロトニンの濃度があがるのですから、 満腹中枢は刺激され食欲は抑えられると考えられます。

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商品を選ぶ上でのポイント

ピペリシン0.3%以上、ヒペルフォリン3.0%以上のもの

セントジョーンズワートには複数の薬効成分が含まれています。セントジョーンズワートのどの成分が作用して効果をもたらして いるのかは完全には解明されていませんが、ヒペリシン、ヒペルフォリンが主に作用していると考えられています。そのため臨床試験に使われるセントジョ ーンズワートは、ヒペリシン0.3%以上、ヒペルフォリン3.0%以上の基準が採用されています。購入の際はヒペリシンとヒペルフォリ ンの含有量が表示されているものを選びましょう。

1粒あたりセントジョーンズワート300mgであること

多くの医学者が効率的なセントジョーンズワートの服用量として300mg×3回=900mgを推奨しています。実際にほとんどの 臨床試験でも、この服用量で行なわれています。医学的研究を尊重し商品開発しているメーカーであれば、この服用量になって いるはずであり、商品の信頼性も高いといえます。1粒あたりのセントジョーンズワート含有量は、商品に表示されています。

形状はハードカプセルがベスト

セントジョーンズワートに限らず、健康食品として販売されているソフトカプセルと錠剤の中には、飲んだ後に消化器内で十分に 溶けずに、そのまま消化されずに体外へ排出されてしまうものがあるからです。医薬品には崩壊基準(消化器内で一定の時間内に溶 けなければならない基準)がありますが、健康食品には基準が存在ません。一方、ハードカプセルは非常に溶けやすく消化不良の 心配はないので、ハードカプセルを選んだ方がよりよいでしょう。茶葉の形状で販売されているハーブティーの場合は、お湯に溶け 出す薬効成分が少ないため、相当量を飲まないと効果は感じられないです。

アルコール抽出法によるものであること

セントジョーンズワートの医学的研究によって認められているのは、アルコール抽出法によって得られたセントジョーンズワー トエキスのみです。臨床試 験でも、この抽出方法によるものが採用されています。製品化する場合の製造工程は、まず地上部(花と葉の部分)を洗浄し乾燥 、粉砕する。それをアルコール(エタノール、メタノールなど)によって分解します。アルコールを乾燥させるとセント ジョーンズワートエキスが残るという工程になっています。水による抽出法では成分が出づらいことが分かっており、 セントジョーンズワートを購入する際はアルコール抽出法によって製造されたものがよりよいでしょう。

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安全性、利用の際に
注意すること

薬を服用していなければ安心して利用できる

セントジョーンズワート単体での利用について考えますと副作用はまれです。(ただし妊娠中、授乳中の経口摂取は、危険性が示唆さ れているので避けてください。子宮筋肉を緊張させるため、妊婦のセントジョーンズワートの摂取は避けたほうが良いようです。) 副作用がおこる可能性としては1%〜10%以下と考えられその主な症状は「胃腸の不調、口の渇き、めまい」と 「日光過敏症」です。すべての副作用はセントジョーンズワートの摂取をやめるとすぐに消えていきます。

日光過敏症について

日光過敏症について少し説明します。
動物実験では投与量の増加に比例しておきる可能性が高まります。
症状としては日光に敏感になり、日光に当たった部分が発疹や発赤などの皮膚症状がでます。そのため、強い紫外線などは浴びない ようにしましょう。

薬を服用しているのであれば相互作用には十分注意する

セントジョーンズワートは肝臓での薬剤代謝酵素に影響を及ぼし、他の医薬品の血中濃度を変化させるため、医薬品 と併用する際には注意が必要である。
具体的には、「鎮痛薬」、「抗うつ薬(SSRI」)、「強心薬」、「ピル」、「気管支拡張薬」、「抗てんかん薬」、「抗HIV薬」、 「抗不整脈薬」、「血液凝固防止薬」などを服用している場合、薬の効き目が弱くなったり副作用が強く出る可能性があります。 必ず医師に確認してください
摂取するうえでのポイ
ント

効果がでるまで4〜8週間かかる

効果がでるまで多くの人は4〜8週間かかります。セントジョーンズワートが効果があるか判断するためには 最低6週間は摂取したほうがよいでしょう。

摂取量は300×3が基本

300mg(ヒペリシン0.3%含有)を朝、昼、夜の3回(合計900mg)に分けて摂取することを、多くの研究者は一番効率的としてい ます。実際、ほとんどの臨床試験においても、「300mg×3回=900mg」 が採用されています。ただ個人差もありますので、 「300×3」を基準に自分が効果を体感できる量を探してみるのもよいでしょう。ただし、「抽出物を一日1800mg以上」摂取すると、 重症の皮膚光感受性反応を起こすため危険です

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臨床試験なで科学的データ

1.セントジョーンズワートとはなにか
  抗うつ薬にも勝るハーブ
2.なぜ体にいいのか
  有効成分は「ヒペリシン」と
  「ヒペルフォリン」
3.商品を選ぶ上でのポイント
  「ピペリシン0.3%以上、ヒペル
   フォリン3.0%以上のもの」
4安全性、利用する際に注意する事
  薬との相互作用には注意
5.摂取する上でのポイント
  効果がでるまでには4〜8
  週間かかる
6.臨床試験などの科学的データ 

1.1993年ドイツで行なわれた臨床試験(Woelk博士)では、ストレス症状、うつ症状に悩む3250名に対して、1日に300mgを3回摂 取する試験が4週間の期間で行なわれた。結果、82.8%が 『症状が改善した、もしくは症状が無くなった』 と返答。また、医師に よるその症状に対する客観的評価も、79.9%が 『症状が改善した、もしくは症状が無くなった』 と報告している。

2.同じくドイツで1993年に、セントジョーンズワートとプラセボ(偽薬)による二重盲検法の試験(Hansgen博士)が行なわれ た。72名の半数にセントジョーンズワート300mg、その他の半数にはプラセボ(偽薬)が1日3回投与された。期間は6週間。プラセ ボとは何の効果も持たないニセ薬のこと。服用者にはどちらを飲んでいるか分からないようにして、プラセボ効果(薬を飲めば症 状が良くなるに違いないという思い込みによる効果)との比較が実験された。結果、セントジョーンズワートを摂取した81%に症 状の改善がみられた。一方、プラセボ(偽薬)は26%であった。

(1.2に関しては全ての試験でセントジョーンズワート300mgに対してヒペリシン0.9mg含有を採用)

3.オーストリアの臨床試験でも,不安感,不眠,悲哀感,絶望感,無力感などが著しく改善されたと報告しています。フランス の臨床試験では,軽度から中程度の鬱病患者について偽薬を上回る効果がありました。

4.うつ病患者105人を対象にした研究では、セントジョーンズワートはプラシーボ(偽薬)より250%高い効果をあげている。セント ジョーンズワートを毎日900mg摂った人の67%が4週間以内に劇的な改善を見たのに対して、プラシーボを摂った人は28%が改善を見た に過ぎなかった。
気分,情緒,恐れ,睡眠障害,頭痛,心臓のトラブル,疲労などの精神身体の症状が改善している。39人のうつ病患者を対象にした 同様の研究では、70%の人が1ヵ月後に抑うつがなくなっている。最も効果があった症状は、活動力の欠如,疲労,消耗感,睡眠障害 などである。

4.数箇所のメディカルセンターで135人のうつ病患者を対象に行われた研究では、セントジョーンズワートを毎日900mg摂った人 と、イミプラミン(抗うつ役)を75mg摂った人が比較されている。その結果、セントジョーンズワートは、イミプラミンと同等の効果 を示した。またある項目に関しては25%勝っていた。そして副作用がほとんどなく、あっても軽微なものだった。

5.1996年「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」
延べ1757人の患者を無作為に抽出して行った23の臨床試験を研究して、抗うつ薬としてのセントジョーンズワートの効果を要約し た論文が掲載された。

ノーステキサス大学健康科学センター、ギルバート・ラミレスとルトヴィック・マキシミリアン大学のクラウス・リンデによる 論文によると、「セントジョーンズワートは抑うつを医師が処方する人工合成製薬と同じくらいに和らげている。そしてきわめて 重要な点として、処方薬とは異なりセントジョーンズワートにはほとんど副作用がない」と結論している。

6.大阪外語大学梶本修身助教授が、いらいらや不眠に悩む更年期障害と自律神経失調症の患者25人に1日250ミリグラムのセン トジョーンズワートのエキスを8週間服用してもらった。結果は60%の人が、いらいら,憂鬱,不眠が改善したと報告。この他にも 全身倦怠感,頭痛,肩こりなどうつ症状を持つ人に多く見られる症状も60%の人で改善が見られた。

7.ドイツ以外の精神科医の中にも、セントジョーンズワートによるうつ病治療に積極的に取り組む医師もいる。その一人が米・カ リフォルニア州のハロルド・ブルームフィールド博士。『How to heal depression (うつ病を治す方法)』 など、数多くの書籍 の著者でもある有名な精神科医である。彼は実際に自分の患者にもセントジョーンズワートの投与による治療を施し、良い効果を あげたという。その後、『Hypericum & Depression (西洋オトギリ草とうつ病)』 を出版すると、医療業界、福祉団体等の 各方面から多くの問い合わせや質問が殺到

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